アオイホノオ


アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)

アオイホノオ   (ゲッサン(月刊少年サンデー)(小学館)にて連載中)

著者 島本和彦 先生

(※注意 あらすじ紹介に 一部 微妙な ネタバレ有り)

 

\

島本和彦 衝撃 の 最新作!!」

あだち充 氏、高橋留美子 氏 激怒!?

「放課後、体育館ウラ においで。」(あだち充 先生)

ショックです。そんな目で見られていたなんて。」(高橋留美子 先生)

 

等々 漫画の帯のコメント も秀逸で 一時ヤンサンで
話題になっていたこの作品 (現在はゲッサン(月刊少年サンデー)で連載中)

よく「バクマン。」 が現代版の「まんが道」 だと言われてますが
こっちは何だろう? やっぱ現代版 「男おいどん」?(ちょと違

(´w`;)

燃えよペン」のレビューでも 少し紹介した作品なのですが

燃えよペン 炎尾燃シリーズ (サンデーGXコミックス)

つい先日TVドラマ化 が発表されました (2014年7月19日より放送)

「バクマン。」は
そのうち実写化されるだろう と予想してたものの
まさかこれが!? 正気か!?(コラ
(゚Д゚;;)

─ と 実写化に かなりビックリした この「アオイホノオ

これも 「同人王」と 同じく漫画家を目指す人には
是非 読んで欲しい漫画家マンガです!!
(まだ漫画家じゃない時代だけど)

ヽ(≧▽≦)ノ

ただ同人王が 結構しょっぱなから自信を喪失するハメになるのに対し
こちらは すさまじく根拠の無い自信が じわじわと
崩れていく 逆に嫌なパターンとも言えますが
(それでも比較的短時間で 自信を持ちなおすのが流石というか)

しかし漫画家を目指すような人間は これくらい無根拠な
自信をもってないと とてもじゃないけど
デビューまで精神が もたないよなぁー という気はします

( ̄∇ ̄;)

 

─ で この「アオイホノオ

燃えよペン」 「咆えろペン」の
いわば過去編というべき つくりになっていて

もちろん いつもの島本漫画 どおりに
ひたすらに 熱く!暑苦しい物語が展開していきます!!

 

おおまかな内容は 80年代の大阪 大作家芸術大学 映像計画学科に通う主人公
焔燃ホノオ モユル)が
若さゆえの 無駄に 大きな自信と 挫折の間を行き来しながらも
大学在学中での 漫画家デビューを目指してゆく 青春もの・・・

まぁ どっちかっつーと 80年代の漫画やアニメ 主に
週刊少年サンデーを 読んでた人向けの作品です(多分

 

というか ぶっちゃけ 島本和彦 先生の半自伝的漫画なわけですが

(一応「この物語はフィクションである。」と最初のページに デカデカと書いてあります)

それゆえに 当時 大作家芸大(大阪芸大)で主人公と関わっていた
南 雅彦 氏(後のアニメ制作会社 株式会社ボンズ 代表取締役)
漫画家の 矢野 健太郎 先生 など
後々有名になる 漫画やアニメ関連のクリエイター達 
実名で ゴロゴロ出てきます

そして 主人公 ホノオ の当時の 某有名作品に対しての解説?(ツッコミ?)が
この漫画の うりの一つになってます

 

「高橋留美子は… タイミングだけで生きている!!!

「俺はこれを 『めぞん一刻戦法』 と名付けよう!」

「女の子が 可愛いだけでは ダメなんだ!!

「あだち充 は 野球漫画の描き方が 全然 わかってないんだ・・・!!」

「かわいそうな あだち充… こんなに俺に とっては面白いのに・・・
・・・ よし!俺 だけは認めてやろう!!

「俺だけの! 俺だけの あだち充 じゃなくなったー!!?

ムフ ♡ です!!!」

「パンティーを手にして ムフ♡なんて・・・!!!
そんな場面・・・ 人生のムダのような気がして・・・ 描けないんです・・・!!

アハ体験か!!

原秀則 の作品は、マイナスポイントはないけど、内容 もないんだよ!!!

「こんな しっかりした絵を勉強した漫画家になるつもりなんて一切ないんです!

「どうするんだろうな・・・大友克洋・・・こんなに頑張って描いてるのに・・・」
「この先 どうするもりなんやろね・・・」

「自慢漫画かよ!! 矢野健太郎!!

「この必殺パンチは間違ってますよ!? 車田先生!!

少年サンデーの漫画のアニメ化というのが・・・いつもなんか パッとしない!いつも!!

うる星やつら のアニメ化が・・・ 怖い!!」

高橋留美子には 弱点がある!!

漫画界 アニメ界 全部ひっくるめて 全てを持って行っちまうぞ! 留美子が!!

等々

うる星やつら 1 (少年サンデーコミックス)

当時 まさに黄金期だった 週刊少年サンデーの(コラ
あだち充 作品や 高橋留美子 作品への
結構 アレな ツッコミは ものすごい上から目線で
時に辛辣 とすら言えるのですが

そこは もうサンデーへの というか むしろ
あだち充  先生への 愛 が あふれまくっています

特に「タッチ」が連載開始するときの話は わざわざ
カラーページで 当時の巻頭カラーを再現し
表紙や他のページにある アオリ にまでツッコミをいれまくる だけで
まるまる 一話分をついやすという なかなかの
力のいれっぷりでした

つうか どんだけ あだち先生 好きなんだ   (=w=;)

タッチ 1 完全復刻版 (少年サンデーコミックス)


そして 肝心の本編ですが 物語は 結構ゆっくりと話が展開してゆくため
最初のうちは 主人公 ホノオが 肝心の漫画を 全然 描きません  (エдエ;)

何故か漫画以外の バドミントン部のサークル活動やらアニメ制作やら
空手道場通いやら (しかも空手道場にあるコピー機をつかいたいためだけ)
自動車免許の取得やらに精を出して (自動車学校通いは 最初の持ち込み後)

いったい いつになったら ちゃんと漫画描くんじゃい! (; ・`д・´)
と ちょと思ったりするのですが

 

やっと漫画を描き始めて 東京へ持ち込みをし
お約束的に 小学館と SA社 の編集者に打ちのめされ
(この章を読んで うあぁああ!となった漫画家予備軍が 多数居ると思われ)

それでも また次の漫画を描き始めた矢先

物語は主人公から ちょっと外れて 同じ芸術大学に通う
庵野秀明 氏 や 赤井孝美 氏 山賀博之 氏 など
いわゆる 後のガイナックスメンバーへと
視点が移っていきます そして キーパーソンである
岡田斗司夫 氏が登場することによって 物語は一気に動き出すのですが…

(にしても 岡田斗司夫 氏の実家の話は 話半分でも嘘だろっ!?
…という 話の連発なのだが ほぼ実話というのが恐ろしい)

島本和彦x岡田斗司夫対談1 アオイホノオの真相第一弾 [DVD]

 当然というか 主人公 焔燃が まったくガイナックスDAICON FILM)の
創設に関わりません

(^^;

ガイナックス創設の元となった 大阪SF大会 DAICON3の伝説的な
逸話は 今でこそ ガイナックス マニアには 有名な話ですが

アオイホノオでは これ描いていいんかい! というネタ満載の
エピソードや 結構アレな裏話が赤裸々に描かれます
実は これですら ガイナックス 創設 裏話のまさに氷山の一角で

当然 描かれているのは 漫画で描けるレベルの部分だけ
もっとヤバイ 漫画では描けないような 裏話がゴロゴロしていたりするのですが
まぁ その辺は他の関連書籍を読んで下さい なんというか いろいろ酷いです(汗

ただ 当時のガイナックスメンバーの 東京の連中を
ぎゃふんと言わせてやるんだ! という 熱い想いは
ひしひしと伝わってきます!

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 さらに 庵野秀明 監督の 作品を創るさいの 狂気っぷりは
まさに周りの人間にとっては 迷惑 極まりないのですが
その 創作へのこだわりは 逆に 感動的でもあります

(岡田斗司夫 氏 の狂気っぷりも たいがいですが)

─で 肝心の主人公 ホノオが 完成したDAICON3 のOPフィルムを見て
愕然とするさまは これまた 痛さ満載です

(≧x≦)

/

そして 島本漫画といえば やっぱり  これ!!

( ≧ω≦)ノシ

 

「欲しい物ばっかりだ!!」
「そして、その欲しいものが何ひとつ 何ひとつ 手に入らない!それが 俺だ!!!」

自分の浮わっついた心だけがフィルムに残ります!

素人が だまされれば それで ええやん」(トンコさん)

そんな楽な商売なのか!漫画編集者!!

俺は   アホのパワーで壁をぶち抜く!!

「自信てのはな…根拠の無いものなんだよ!」(山賀博之 氏)

「本物(ホンマモン)の『おかしい人間』にならな!」(武田康廣 氏)

世の中は…やったもん勝ちなんや!!やらんもんは…勝たれへん!!」
岡田斗司夫 氏)

等 相変わらずの 島本和彦 節 名言まみれです
(今回の話は いろんな人が言ってますが)

 

いまだに 無名で まだ何も成していない でも自信だけは無駄にある
若者の青春ストーリー

おまけに 大学のサークルの先輩の彼女である トンコさんに 片想いする も
当然 想いを 打ち明けることも出来ず

ついには 自分が作ったアニメ作品の上映時のウケなさっぷりに 自信喪失して
大学の構内を走り回るなど

まさに 若さゆえの あやまちというか 傍目には
ものすごい お馬鹿な道を 真剣に そして
ひたすらに熱く 突き進む 若者たちの群像劇

 

それはもう漫画家志望者にとっては
痛い!痛すぎる!! という漫画です

多分 ある程度の年齢の
しかも過去に似た経験がある読者で
これを読んで のたうち回ったという人が
結構いるのではないか と思われます

○| ̄|_

 

 

なんせ漫画内に出てくる作品が リアルに その時代の作品なので
最初に書いたように 80年代のマンガやアニメに
どっぷりと浸かった人たち向けな漫画ではあるものの

これから漫画家や アニメーターなど いわゆるクリエイティブな仕事に就きたい!という
最近の学生さん達にも 是非読んで欲しいです!

そして  今までにない 新しい作品を創ろう!
その業界で一旗揚げてやろう!という
80年代の 若者たちの 熱い想いを 少しでも感じて欲しいです!

 

この「アオイホノオ」まだ連載中の作品なので
実際 どのへんの時代まで描くのかは 分からないのですが
まだ道半ば なので 今後どのような展開をしていくのか
非常に楽しみな漫画です

 ・

ちなみに「漫画の実写ドラマ化は 大体 原作通りにならない!」と
アオイホノオの中で 焔燃も 言っているのですが

この 「アオイホノオ」 のドラマに関しては
脚本・監督 が「勇者ヨシヒコ」シリーズや「THE3名様」シリーズ

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映画「HK変態仮面」(原作 あんど 慶周 先生)
俺はまだ本気出してないだけ」(原作 青野春秋 先生)などを手がけ
さらに 実写映画版「逆境ナイン」の脚本も務めた

逆境ナイン 全力版 [DVD]


福田雄一 監督なので
フツーの ぬるいドラマには ならないと思うので 期待大です!

(個人的には 岡田トシオ 役の 濱田岳 氏 が
もう10キロ ばかし 太ってくれたら 完璧なんだけどなぁ…と思ったり (そこかい))

( ̄ω ̄;)

 

 

追加: 現在 ドラマ「アオイホノオ」 絶賛放送中ですが 素晴らしい出来です!
全ての 漫画原作の実写ドラマは この作品を 見習え!!
というくらいに 素晴らしいです 島本和彦ファンも絶賛してるほどの近年まれに見る
原作漫画を見事に再現した 傑作ドラマです!

俳優のチョイスといい 80年代の再現度といい 少なかったであろう予算で よくもここまで!
という 間違いなく 福田雄一 監督の代表作の一つになるであろう傑作です
原作の 熱さ と 暑苦しさ が 見事に実写で表現されてます

未見の方は是非!見てください!

ヽ(≧▽≦)ノ

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(さらに 島本和彦 先生 自身がTwitterで解説する アオイホノオの裏話や
岡田斗司夫 氏 による ドラマの解説が ものすごく面白いので こちらも是非見てみてください!)




  ・
アオイホノオ

週刊ヤングサンデー』(小学館)に2007年から2008年の休刊まで不定期連載されたが
同誌が休刊になったため 『スピリッツ増刊・YSスペシャル』VOL.2に掲載
その後 2009年5月に創刊した『ゲッサン』にて連載再開

一巻の巻末には 庵野秀明 監督 と 島本和彦 先生 の対談が収録されていて
ちょっとお得です

 

 

著者 島本 和彦 先生

 

漫画プロダクション「ビッグバンプロジェクト」代表 北海道札幌市在住

代表作は『炎の転校生』 『逆境ナイン』 『燃えよペン』『吼えろペン』『新・吼えろペン』など

最近だと『アオイホノオ』『ヒーローカンパニー』『超級!機動武闘伝Gガンダム』など

他にも『仮面ボクサー』『風の戦士ダン(原作・雁屋哲 先生)』『 炎のニンジャマン』

『無謀キャプテン』『ワンダービット』『アニメ店長』『アスカ@未来系』

『マンガ日本の経済(石ノ森章太郎 先生との合作)』

『大熱言』『炎の言霊(島本和彦名言集)』『炎の筆魂』

等々(作品数が多いので一部 割愛)

 

さらに まんが甲子園の審査員や
ラジオ番組『島本和彦のマンガチックにいこう!』(STVラジオ)のパーソナリティなど
漫画以外の活動も多岐にわたる

ちなみに 以前NHKで放送された「れんまん!」での 藤田和日郎 先生との対局は必見です!

 

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